低体温 冷えの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
最近、低体温で体も冷えやすく、疲れやすい為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
細かく話を伺いますと、生理周期は30日、生理期間7日と生理周期は問題ないようです。
貧血気味で、睡眠はあまりとれていないようで、よく夢を見て熟睡できないそうです。
下半身が冷えて、しもやけになりやすいようです。
疲れが残って朝起きにくい状態が続くようです。
体温は35.5℃~36.1℃ぐらいの状態の様です。
高温期がない状態になっています。
17歳女性
中国医学的に『心脾両虚(しんぴりょうきょ)』、『腎陽虚(じんようきょ)』の状態と考えます。
その為、胃腸をシッカリさせて、血液をシッカリ補っていく漢方、下半身を温めていく漢方が必要になります。朝は体力をあげて、体を温めていく漢方、夜は血を巡らせる漢方をお渡ししました。
すると、1週間ほどで疲れがとれて、立ちくらみも起こらなくなってきたという報告を受けました。また、体温も36.4℃~36.7℃まで上がってきているという報告を受けました。目覚ましは使いますが、朝も起きやすくなっているそうです。
体調がいい様ですので引き続き継続して頂いております。
女性の方は男性と違って毎月生理が来ます。これは、将来赤ちゃんが授かるようにと体が準備をしている為です。
中には、生理が来るのがめんどくさいから、薬で生理を止めてしまうなどと言う事をしている方も残念ながら見受けられますが、生理が来る事はとても大切な事です。
ただ、生理がくると言う事は急性の貧血状態になります。その為、女性の方は男性よりも血液が必要になります。
緑黄色野菜、肉類、小魚類、レバーなどを普段から摂るようにしていきましょう。また、冷たい物は避けて、暖かい物を毎日召し上がるようにしていきましょう。
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